IT系イクメン鬼嫁日記+備忘録

IT関連、育児鬼嫁、そのほか思ったこと言いたいこと気づいたことを記事にしちゃいまーす!

過去からタイムスリップ!

私の父は60歳過ぎですが、痴呆などはすすんでいません。

身体には大分ガタがきてますが。。

そんな父が初めて新居に遊びにきたときの話。

夕方に到着。

まず最初のできごと。

家に着くと早々に「どれが部屋?」と言うので廊下の両サイドとリビングの横と伝えると

閉まってるドアを片っ端からあけて中をジロジロ。

嫁がいい顔しないからやめてくれ父よ。と心のなかでささやく。

続けざまに、部屋の掃除でルンバが動いているのをみて

「うぉ!なんだこれ!うごいてんの初めて見た!」と興味津々。

お前は子供か(# ゜Д゜)

変な汗が引かぬままご飯の時間に。

焼肉屋さんを予約してたのでみんなでお店に移動してると、何やら警察官が交通整理をしていた。

なにかと思いながらもお店に進むと、お店の前に消防車が3台。

「え?焼肉屋さん火事?ウソだろ?」

とビビってたら隣の建物が火事だった模様。

お店は平常運転だったので焼肉をいただきました( ・∇・)

 

焼肉屋さんにて。

父は食欲旺盛な息子二人を育てたせいか肉が来るなり隙間なく肉を網に乗せだした。

嫁とアイコンタクトで「おいおい、1度に焼きすぎだろ。全く」と会話をしていると、

みるみるウチに肉の油で火が強くなりだして、

焼き肉しているのか焚き火をしているのか分からない状況に(;´д`)

見事に肉は消し炭となりました。

お店の人が見かねて氷で消火活動をしてくれて火はおさまったものの、

網をかえた途端にまた同じ事をしようとするので

「そんな焼かなくていいよ!」

と制止する。

その後何度も同じやり取りを繰り返す( ̄▽ ̄;)

危うく焼肉屋さんを火事にするとこだった。

満腹になり帰宅する。

父に私の子供をお風呂に入れてもらってると

「おーい!」

何事かと聞きに行くと

「お風呂にタオルないのか?」

と、何やらフェイスタオルがないのに戸惑っている模様。

「ウチはお風呂場にはタオルいれてないよ」と答えると

「なにー!本当かよ!」

と驚きを隠せないようす。

(ちなみに「なにー」は父の口癖)

無視してリビングでくつろいでるとお風呂場から

「なにー!先に身体洗うのか!本当かよ!」

と。恐らく子供に湯船に浸かる前に身体洗いなと注意された模様。

一悶着二悶着あったお風呂が終わり嫁が赤ちゃんとお風呂に入ってるとき。

何やらベランダの網戸でガタガタ遊んでる。(ガタガタする前に網戸にあるのに気が付かず激突していたのは見て見ぬフリをした。)

どうしたか聞くと

「網戸立て付け悪いな!」

鍵がかかったままの網戸と格闘してた。

鍵かかってるよと伝えるとここでも

「なにー!網戸に鍵あんのか!」

と声をあらげる。

無事にベランダにでて大人しくなった父の隙をみて、

赤ちゃんをお風呂からあげて洋服を着せていると

「あれ?なんだよこれ。ん?ん?」

と何やら楽しそうな声が。

「どうしたの?」と聞くと

「上げたらさがんなくなった!」

ベランダで上げるもの。。あ、物干し竿の台か!!

台の下に下げるボタンがあるよと言うと、得意の

「なにー!」

どんだけ驚くんだと思いながら赤ちゃんの洋服を着せ終わる。

1日の終了の時間も迫りあとは寝るだけ、 さすがにもう「なにー」はないだろと思いながら寝る準備をしていると。

「なんだこれ!え?」

とまた騒いでいる。

今度は低反発枕を初めて見た模様。

もう静かにしてくれと思ってたら

「あ。。喪服わすれた。」

と呟く。父は法事の予定があってついでに家によったのですが、喪服忘れるとか何しに来たんだと呆れる。

「俺の喪服貸そうか?」と親切心で聞いてみると

「なんで?」

と意味わからん回答。

父の回答に驚きをかくせずにいると、何やら車に喪服を忘れた事が判明する。

「車のとこいくのにパジャマで出歩いて大丈夫かな」

と。パジャマでも裸でも何でもいいから早く済ませてくれと思いながら、 「駐車場までいくならマンションの自動ドアロックかかって入れないからインターホンで呼び出して」と言うと、

大好きな「なにー!なんで?」

なんでもクソもあるか!ロック位かかるわ!!

驚きすぎて疲れたのか布団にはいるとすぐに父は寝ました。

それにしても驚きすぎ(;´д`)

何もかも始めてみるように驚いていたので、

きっと父は過去からタイムスリップしてきたに違いない。

いつか過去に帰る日がくるのであろうか。。